私は、円紫さんの顔を穴のあくほど見詰めた。それからいってやった。 「円紫さんて、可愛くないですね」 「いや、可愛いですよ。あなたにはかないませんが」 「もう」 私はわずかにこぶしを挙げて、こらしめる真似をした。円紫さんは頭を下げた。 「参りまし…
何気なく大学のエレベータに乗ったら、急に照明が落ち、少し遅れて非常灯が点く。ドアが閉まる前だったので、降りていつも使っている階段を。タイミング次第では閉じ込められて極限恐怖譚のストックができるところだったのだが。惜しい。非常ボタン押したい。
証明されたのは、何か。
週一間隔世間話終盤戦(決して話は展開しない)
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