戸惑いを隠せないながらも、伊原が反論する。 「で、でも先輩。密室はどうなるんです。鍵がかかってたのは」 何でもないことのように、沢木口はさらりと答える。 「別にいいじゃない、鍵くらい」 「……!」 「怪人なんだから壁抜けぐらいできないと。じゃなか…
つづらのなかには
雑貨屋の個性
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