歯削と断髪

nksn2005-11-10

安息日。うだうだと夕方まで何もせず、日が落ちる9秒前、歯削に向かう。痛覚に訴えかけるかつてない衝撃を味わい、作られた穴の大きさに舌を痺れさせられ、詰められたものの心地わるさに歯噛みする。痛覚が増大すると聴覚が減退する、という体験。これでもまだ仮詰めだというのだから、歯科医の動的計画法は実に恐ろしいものである。続いて、椅子に座ってお任せつながりで、断髪屋へ。求められているものに反して抽象的な指定(ex.「就職活動的に問題ない感じで」「左目が生きる感じで」)と、相変わらずな無難会話。色々なタイミングで「髪とかどうでも良いんですけど」と言いたくなって困る。痛くないおかげで理性は保たれ、平和は常に頭上を照らす。