専門筆記試験(大阪)へ行ってみる

nksn2006-04-18

就活初関西。毎時0分発の近鉄特急で難波。2時間だから、新幹線で東京とさして変わらぬか(金額は近鉄で大阪の方が断然安いが)。ファミレスで大阪のおばちゃんたちの会話を聞きながら遅めの昼食をとり、地下鉄でむにゃむにゃと会場へ。狭い会場で、受験者間に空席を設けるわけでもなく、試験開始。これが大学の試験ならば、きっとカンニングの嵐なんだろうな……。

  • プログラミング
    • 用語とかビット演算とか
    • C++の読み書きができれば解けそうなやつ
  • 数学・物理
    • ベクトル
    • 2次元アフィン変換
    • 確率
    • 玉を落としました/投げました系
    • 証言から8人の順位を求める頭の体操系
  • ネットワークいろいろ

簡単な問題と、知っていれば書ける問題。前情報通り、広く浅く(そんなに広くもないが)。ベクトルと確率と玉を落としたり投げたりな問題は、きっと高校3年生なら絶対解けるというかもう憶えてなさ。時間に対する問題量は多めというほどではないが少なくはないので、通過はまわりの出来と配点にゆだねられた。情けねえ。
終了後、試験会場近くの雑貨屋をうろうろしたり、難波周辺をぶらぶらしたり。ショーケースのなかの時計に惚れて「あー、一応就活してるわけだし時計のひとつも持っておいたほうが良いのだけど2万円かー、帰りの交通費も注ぎ込めば買えるけどあーどうしよPSPかDSか買える額だし、時計って普段不要だしなー、でもこれは恋だよなー、やらなかった後悔よりもやった後悔の方が良いとは思ってないけど、この出会いを逃したら次に時計を買おうと考えるのはいつなんだろなー」と脂汗を流しながら買うか否か15分くらい悩み、結局買えず(http://www.4abnet.com/abacus/abacusmidpage.html)。アバカスもPSPもDSも新しいケータイもXbox360(「カルドセプト・サーガ」専用機)も欲しい。
難波のそば屋で大阪的おっさんが隣に座り、しゃべりがいちいち吉本風で、楽しいけどあまり居心地がよくはないなあと思った。でも関西弁は総じて萌え。
帰りの電車では久々に晴れ晴れとした気持ちで読書。開放感と電車の振動に勝る調味料なし。名古屋に近付いてきたところで、約三週間前に人事面接を受けた会社から次回選考のお誘い。明日は、既に入っている用事をどかすため、ゼミボスに頭を下げなければ……。もう落ちたものとばかり思っていたので選考通過そのものについては単純に嬉しいのだが、しかし、22時に数日後の予定を投下してくるのって、どうなのかしら。いずれにせよ、予測される質問に対する答えを考えておかねば。ああ、就職活動が終わらないと、落ち着いて読書をすることができない。院生同期はもう何人かが内定/半内定を得ているようだし、この落ち着かなさ、どうしたものか。次回選考お誘い電話後は、ちっとも読書に集中できなかった。