三浦しをん『白いへび眠る島』(0)

『格闘する者に○』の痛快さは、この本には見当たらず。伝奇?冒険譚?というジャンルの苦手さもあるのだが、ガッツポーズできる台詞などがなくてひたすら残念。持念兄弟とかシゲ地とか、設定はいろいろ面白いのだけどなあ……。終盤の冒険部分は、高校生よりももっと低年齢主人公向けというか……。うーん。