In any case, some heuristics are indispensable.
自分が生まれた頃に書かれた画像処理系の本で輪講が行われているので、二週間前くらいから自分の担当章をせっせと和訳→読解している。発表は明日。とりあえず間に合った。概メモ。
- 2次元の線画を3次元のシーンとして解釈する手法
- Roberts、マッチング法(1963)
- 単純なモデルを変換して線画にあてはめる
- Guzman、SEE(1968)
- モデルを使用しない
- :線に囲まれた領域を探す
- :線画の結合をL/K/T/X/Arrow/Fork/MatchedTs/Multi/Peakに分類
- :結合の分類から、領域を併合
- 解釈に失敗する線画があるが、結合の分類が理論的な根拠を持たないヒューリスティックなものであるため、行き詰まった
- Huffman/Clowes、ラベル付け(1971)
- 物理的な意味に基づき、線を3つの型に分類にてラベル付け
- 拘束伝播で可能なものを導く
- Waltzの逐次探索法(1975)
- :逐次的に頂点を調べ、可能なラベルを列挙し、非互換なラベルを取り除いてゆく
- Rosenfeld,Huffman,Zucker、弛緩法(1976)
- :全ての頂点に対し、可能な結合ラベルを列挙
- :隣り合う頂点と非互換なラベルを取り除いてゆく
- :残ったラベル候補で、逐次探索法
- 並行処理が可能な場合、単純な逐次探索法よりも効率的
- Waltzの逐次探索法(1975)
- Waltz、影と隙間のある線画の解釈(1975)
- Huffman/Clowesのラベルセットを拡張
- さらに、3種の照明タイプによる分類
- ラベルの総数は3000以上にも
- Turner、曲がった立体を含む線画の解釈(1974)
- 結合タイプの拡張
- 直線・凸面・凹面
- 曲面における不明瞭な輪郭線(視点により変化する線)
- 結合タイプは5000以上にも
- 結合タイプの拡張
- 金出武雄、折り紙の世界の解釈(1980)
- 折り紙の世界は平面で構成されるため、通常の3次元とは多少違う
- Falk、不完全な線画の解釈(1972)
- Roberts、マッチング法(1963)
つかれた。
熱田祭の花火は、階段の踊り場から眺めた。