2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

山田詠美『僕は勉強ができない』(再5)

「おじいちゃん、うちって貧乏だね」 「ふん、貧乏ごっこをしているだけだ」 「それを一生続けるのを貧乏って言うんだぜ」 短編9本。ずいぶん昔に読んだ本を、出先のブックオフで見つけて購入。3冊目。正直な主人公と変わり者の周辺人物が織り成す痛快系青…

日比野

自らの得心ゆかぬ体験を限られたコミュニティに配信したい 配信そのものが満足を得る条件なのか 相手の女っぽさを指摘する女性の男っぽさ どこに標準があるのか 過去からの遷移 何がトリガとなるのか フォローの意味 勘違いされることを嫌う反面、反応を楽し…

受付

とっておきの逃げ道がひとつもないひとびと前期労働終了

北村薫『盤上の敵』(4)

「……だとすると、鳥以外に食べられると困るから、……動物を殺してしまうんですか」 「そうかも知れない」 「利己主義ですね」 先生は、ふん、と笑って、 「まあ、人間に比べたら、どうということもないだろう」 ほのぼのばかりが北村本でない。穏やかな文体の…

受付/掃除

歴史的背景を半年経って学ぶ/ヒエラルキィ上のひと

金山

白衣五千円 経路開示の不必要性 ターン選択問題 ステージを選べる環境ではターンも回る 選ばれる不名誉 名誉を兼ねる場合もあろうな

無言は過剰謙虚

クラスタ・ディストリ・グリッド 同じ情報系の歴史ばなしでも、どきどきできるものとそうでないものがある、ということを、遠くを見て受け入れる。

受付/マウス掃除

延々マウス掃除をしていると、日本語を忘れそうになる

名古屋市の地下鉄名城線を眺める会(Google Maps API)

http://regd.net/google_maps_api/meijo.html Google Maps APIを使って作れるものが思い浮かばず、何気なく眺めていたmixiのコミュニティ(地下鉄名城線でグルグル)に絡めて試作戯れ。再描画時に勝手に(そして無駄に)XMLのデータを読み込んでいるので、こ…

台風

朝一の労働に備えて院生室で目覚めると、愛知県下に暴風警報発令中で、学内バイトゆえに、労働場自体がお休みに。うなだれてぱそこんにむかってちかてつめいじょうせん。ひと区切りついたのち『キノの旅』を眺めてまったり抽象していたら、お休みになったは…

受付/監視

ヒトミシリウスのご加護

試験監督補助×3

厳しい体制による治安維持例を見る。2発目は大教室で平和な試験。3発目は教科書・ノート持ち込み可のテストで、試験監督が見張る必要もなく、開始20分くらいで教員に「もう帰っても良いですよ」と言われ、帰る。院生室へ。

森博嗣『森博嗣の浮遊研究室5 望郷編』

入試の監督をするたびに思うのだが、どうして、試験の答案用紙って、あんなに大きいのだろう? 机より大きかったりする。しかも何枚もある。日頃あんなに大きな紙に文字を書く機会ってないのでは? 配ったり回収したりするのも大変だし……。なかなか変わらな…

大学日曜

昼頃院生室で目覚め、動画を見たり、Google Maps APIまわりでいろいろ探索したり。己の技術的制約と想像力とをかけあわせると近似値0にしかならないのだけど、それでも何か作ってみないと進まないのだろうな、とは解っているのだけれど、なかなか。地図と何…

豊田

外郭部隊としての後輩 嗜好の偏り 偏り慣れは変化を阻害するのかも 志向は自由か

試験監督補助×2

大教室で歩いたり立ち止まったり。持ち込み可(直筆公認カンニングペーパ制)のテストは、わりと皆がハッピーになれる。「この顔がこの文字を書くのかー」と記憶されない情報を意識に流す。 二発目はレポート回収で、提出されたレポートの学籍番号順ソートの…

試験監督補助×2

学部による毛色差を、不正行為(もしくはそれに至ろうとする試み)の多さで体感する。隣の教室では被捕獲者が出たらしいし、こちらでも教員がいわゆるカンニングペーパを何枚も取り上げるし、ぼんやり眺めていても隣席や前席を覗き見んとするひとが耐えずい…

八事

会社は誰のものか 約束された明るい未来はさておき、現代に苦しむ図 隠し手には隠し手を 深夜の失踪 別の場所において同じことを同じタイミングで決意するひと

試験監督補助

「試験中の不正行為防止圧力びと」 「試験後の解答用紙学籍番号順ソートびと」

京極夏彦『姑獲鳥の夏』(再19)

「そうか、じゃあ僕は脳に騙されることがなくなったのかい?」 「いや、それはないよ。君は生きている間中、永遠に脳に騙され続けるんだ。ただ、偶に疑う余裕ができただけさ」 「じゃあちっとも治療になってないじゃないか」 「だって君は最初(はな)から正…

受付

憂国ってこういうことなのかしら

暗闇を歩く

火曜の学内朝一労働に備え、日が沈むころ家を出る。みなと祭りの花火。地下鉄は、浴衣のひとばかり。着替えや本を詰め込んで膨れ上がったバッグを左肩にかけ、目を瞑り、羨ましげに息を吐く。ごちそうさま。祝日で最寄り駅からの学バスもないため、開発の進…

春日井

高校生、トラップ作業、麺類

春日井

『姑獲鳥の夏』の口直しに『ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』を見て、ガッツポーズ。

映画『姑獲鳥の夏』を見る

意味のないカットと、よくわからない照明、重要な講釈の削られっぷり。終了して場内が明るくなりゆくなか、爆笑。ひどいえいがだこれ。ウルトラマンセブンの時代なら新しくても。

留守番

カウンタを拭くたのしさ

平日に休み

前期通常講義期間もおわり、あとはレポート1枚と八月あたまの集中講義のみ。来週は学部生前期試験の監督補助バイト。とりあえず、あと一息(で何?)。昨日から風邪ぽいので、一日家で引きこもる。洗濯したり、本読んだり、Google Maps APIを少しいじったり…

綾辻行人『十角館の殺人』(1)

「振られたんだろう、オルツィに」 うっと声を呑んで、カーは血が滲まんばかりに唇を噛んだ。 「でも、エラリィ、カーが犯人なら、死体を整えてあげたりはしないでしょう」 嘲笑混じりにアガサが言い放った。 「カーはそれをしない唯一の人間よ」 本格本格し…

手下

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