2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

貫井徳郎『プリズム』(1)

「よっぽどの覚悟なんだな。でも、そんなに思いつめても辛いだけじゃないか。何しろ、お前には関係のないことなんだから」 関係なくはない。おれは死んでいる美津子を発見したのに、自分の保身を考えて警察に通報もせずに逃げたのだ。せめてこれくらいのこと…

何度か毛布を払いのけて蛍光灯の明かりに導き寄せられようとするが(エアマスターのファミレスラーズの回、見たいなあ)、結局夕まで院生室自机の下につくられた簡易就寝場でうだうだと過ごす。起きてから顔面の感覚がおかしいなあと思ってトイレで鏡を見た…

兄の車で駅まで送ってもらう

暴眠を貪って、夕に活動開始。兄の車で駅まで送ってもらう、などのレアイベントをこなしつつ、院生室へ。そういえばあまり触っていなかったOpenGLの使い方をちまちまと調べたり、博士ゆき先輩がPICからテレビへ映像を送れて嬉しそうなのを羨ましがったり…

自然に起きて

日が昇るころに自然に起きて(そうか、いつもは不自然に起きていたのか)、何をするでもなくうだうだと過ごす。昼頃にカッと目を見開いてエントリィシートに向かう。最寄りの郵便局が閉まる16時にギリギリで間に合わせ、速達で送る。両方待ちになったので…

人事面接へ行ってみる(東京)

二日前に「明後日の午後、面接来られますか?」と聞かれてから「あわわ……」な感じで喋ることを考えたりしつつ望む月曜日。毎度の「眠くて布団に入っているのに寝られず」で寝不足。東京駅で栄養ドリンクと血糖値高め菓子を摂取して吐きそうになる。東京はも…

伏見

わたしの短所は 走りはじめるとひとの話を聴かない 最後じゃないことへの根拠なき安心感 犬は犬に、ひとはひとに 帰って、面接用応答を考える。キーワードだけ考えてリアルタイムに組み立てて喋ったほうがよい、とか聞くけど、そんなことできるのか。十分も…

走るとき

「留守番」の名にふさわしい睡眠ぷりを発揮して、あーそろそろまじで月末締切エントリィシート書かにゃー、などと文字列組み替えを画面上で行っていたら、電話。先日の専門筆記試験が(下らないミスで落ちたと思っていたら)通過、とのこと。「明後日の午後…

留守番

名前のないひとが存在することもあるし、存在しないひとに名前があることもある。

矢場町

前日のバッティングセンタでのわんぱくが響いてか、軽く左半身筋肉痛。普段から一日に一度はダッシュするように心掛けてはいるし、並のひとに比べるとかなり歩いていると思うのだが、まあ、当然使われていない部分が多いのであろう。しかし「たまに思い出す…

妙音通

相手を待つ時間がそこそこにあったので、桜の咲いていない川沿いをぶらぶら歩いたり、バッティングセンタで童心にかえったり。60球で、腕痛。たまに良い感じに打てるが、ホームラン板に当てるのは運次第だと思った。何にしても、ひとりでふらりと現れて、…

矢野龍王『極限推理コロシアム』(2)

「どういうことだ」 「わかりませんね。もしその質問に私が上手に答えられたとしたら、そのほうが不自然だと思いませんか」 隔離された環境に複数人置いて疑心暗鬼もの。メフィスト賞受賞作が105円!と思って飛びついたが、うーん、不発感。最終的な答そ…

残金≒食料≒残り時間

祝日とも知らず、昼くらいから何時間も夢を見る。気分すぐれず。食料を買いにコンビニへゆくが、金欠による哀しい制限を受ける。パンとパンとカップ麺と飲み物。必要なときにお金を下ろせないのは、何とも。ちゃんと持ち歩こう、お金。

単位充足

まだ体調半壊状態ではあったが、新M2ガイダンスに召集されて大学へ。ついでに新バイトの面接にゆく。初めて入った助手室の意外な狭さと、共有本棚の雑多な趣味っぷり。こもって読みてえー。近藤本読みてえー。 M2のひとびとが去った院生室は、元々広い部…

ご都合によりご欠席

卒業式でお世話になった先輩らや愛する後輩らの門出を祝わねばならぬのに、体調全壊。二日酔いに微熱に。家で寝て過ごす。煙草を吸って吐きそうになる。卒業式ー。二度と会わぬひとたちー。

名古屋駅

ありがたいこと 友人に死なれて連絡係をする夢 ビルゲイツと喋る機会が唐突に訪れ、英語喋れなさを悔やむ夢 エジプト建造物すげー 朝方、勢いだけで歩き出し、ふらふらと家まで。ひとの気のない街で写真をケータイを構えて写真をとったり、音楽にあわせて傘…

サウナに逃げる

前日にコンビニで買ってきた安ウィスキーの瓶を見て、「うはww一晩で減りすぎwww」と思ったのが起きて初めての記憶。椅子で眠り、その後床に倒れ落ちた(その際金属の棚に頭を激しくぶつけた)ものの眠り続けていた先輩は、相変わらず眠り続けていた。…

情けなさ?

さして面白くもない本を読みながら、地下鉄に揺られて移動する。歩き始めると同時に激しく降り出した雨に、頭を垂れる。自動車に泥水をかけられることに慣れてしまった己の、情けなさ? 許せる範囲を広げたいのに情けないの? 愛とは許すことだが、よくわか…

折原一『仮面劇 MASQUE』(0)

叙述トリッカーな折原本初挑戦。べつに楽しくないことはないのだけど、台詞のちっとも面白くなさ。何回か引っくり返されたりとか、構造は楽しい。が、そこだけ感。

専門筆記試験(東京)へ行ってみる

一時間程度しか寝られず、栄養剤を飲んで出発。新幹線の自由席が空いているのを初めて体験し、窓の外を眺めて東京まで。浅夕の筆記試験まで結構な時間の余裕を作って、初台・オペラシティ・ICCへ向かう。が、休館orz。仕方なくコーヒーを飲みながら本を読…

Random Event Generator was Destroyed.

翌日に迫った就職活動(専門筆記試験)に備え、その会社で内定を貰った先輩の記録を読んでおく。最近ちっともプログラムを書いていないので、学部時代の「アルゴリズムとデータ構造」で使った教科書を探し出して、適当に眺める。あと、コンピュータまわりの…

レシートがみてる

家にこもってうだうだ。財布のなかに溜まり溜まっていたレシートを処分。おこづかい帳をつけるわけでもないのになぜか受け取ったあげく不要レシート入れにすてることもできなくて、いつのまにか財布を圧迫する量になる。買い物記録というのもわりと日常記録…

舞城王太郎『熊の場所』(2)

この大きな恐怖を、僕は何とかしなくてはいけない。このまま抱えて今日と明日とあさってを迎えてはいけない。そう考えたのは僕が小学校五年生にしては利発で賢明で勇気を備えていたから、ということではなくて、僕よりずっと賢明で頑強で、いささか豪放磊落…

歯を磨いてから反芻する

浅夕に目覚め、反芻。先輩の試作品の数々や思いつきノートの書き込みを見て、自分にそういったものがあまりない(でもちょっとはある)こととか、サーベイ不足や出足の遅さで先を越されたりする実例とか。身支度して、ゼミボスと会談。とりあえずの指令を受…

情報処理学会全国大会(3日目)へ行ってみる

混雑する朝道路を走り、午前セッション開始に少し遅れて工学院大学。何つーの? 西新宿、改めて見て、高層ビルすげえ。午前はマルチメディア/マルチモーダルインタフェースにはりつく。 ユーザのコンテキストに合わせて選曲する音楽プレイヤー 加速度センサ…

情報処理学会全国大会(2日目)へ行ってみる

混雑する朝電車、方角失う地下道歩き、工学院大学新宿キャンパス、情報処理学会全国大会。意味もなく開会式・表彰式・認証式などを観覧す。招待講演の(おそらく通常より聴き取りづらい)英語をBGMに、案内冊子をめくって午後から始まる発表の見たいもの…

エレクトリカル・ファンタジスタへ行ってみる

1時間くらい寝て起きて(起こされて)、出発。先輩車に乗り込んで、東名を突っ走る。途中、2〜3時間くらい運転させてもらう。運転してない時間の約半分は寝ていた。情報処理学会全国大会1日目はなぜか午前だけで、どうあがいても間に合いっこないので、…

空気に置換

情報処理学会全国大会ゆきの翌朝発先輩車に同乗させていただくため、夕方家を出て、暗夜行。院生室で時間を空気に置換する。前回の東京ゆきと違って純粋に見て楽しむためだけにゆくので、やたら気楽。わくわくは置いといて、ただサイクルが合わなくて寝られ…

4択

昼過ぎに起きて、洗濯・風呂掃除など。夜中に雨が降り始め、洗濯物を取り込んだり、そんな日曜日。悶々と「夢物語じゃない程度の技術力で実現できそうな面白アプリケーションねえかなあ」とか考える。高校時代の授業時間使い道4択「寝る」「本読む」「作る…

せめて焦らずに

夕方目覚めて朝までだらだらとネット見たり論文集眺めたり。魔法がかかるそのときまで、せめて焦らずにいよう。でも次のエントリィシートのことはちょっとくらい考えておこう。コーヒーを飲み過ぎておなかをこわす。あたまもこわれてんのかな。

安易に焦燥するな

エントリィシート書きで自分の指向を見つめ直すことと未だ見ぬ刺激的な何者かを取り込むこととを同時に経験できた東京ゆき。密度の高い二日間であった。ろくに寝ていない日が続いていたので、帰りのバスで深く眠る。先輩に家まで送ってもらい、再度眠りに落…