ｎ年日記を必要とすること

Factotum Goodbye

木村紺『神戸在住』５巻に出てくる「扁炉（ピェンロー）」という鍋を、日が回って数時間後の眠気とともに試してみる。不思議な食べ物、という印象。椎茸と白菜が主役となる不思議鍋。大いに失敗したくさいので、機械があれば再び電源を入れてみたいと思った…

経験値による疎外感 奉仕について考える 枠の設定、枠の解放 ひとを待つ間、『THE 地球防衛軍２』を延々プレイする。爽快ではないのに中毒的なハードル感。絢爛舞踏。

唯野教授＝筒井康隆が、女性の問いに答える形で、さまざまな蘊蓄を垂れる。昔読んだ『文学部唯野教授のサブ・テキスト』はわりと楽しめた記憶があるのだが、こちらは、どうも、企画倒れ風。筒井康隆のすごさと読物としての面白さは、全くの別問題。

振り返れば、今週は今のところ、家で寝たのが水曜だけであった。今日帰ると、洗濯ものの山。月曜家を出る前に洗濯をし、水曜に洗濯をし、今日洗濯をし、間は洗濯機微動だにせず。洗濯はいやではないが、家族４人で生きてゆくという状況は、ちょっとびっくり…

ちーちゃんに菓子をもらう／本なしで退屈する

得る奪う勝ち取る

ナチュラルな驚き返し

「……怒った？」にやにやしながら、浩一が訊いた。 淳子は返事をしなかった。 「ボーイフレンドとか、いたことある？」 淳子は黙り続けた。 「俺はね、昔っからガールフレンドは大勢いた」 淳子は窓にぶつかるみぞれの粒を数え始めた。 軽口な木戸浩一の出現…

早送り

いつだって、解決される必要がある問題がある。

満を持しての初宮部本なのに、大いに外した感。超能力者の主人公が正義の名の下に法の裁きから逃れた極悪人を焼き殺すお話。ミステリィには見えないし、やはりこれは純粋にＳＦ、なのだろうか。シリアスなお話とはいえ、ここまでウィットに富んだ会話もなし…

労働後急いで帰り、食事と風呂後に大学へとんぼ返り。久しく見なかった哀しみオリオンを背負い、明日の輪講資料作り。

文系の、学者の、研究室の、谷。

教室というサーバを渡るひと（びと）

リターダ、リターダ

聞き取れない日本語をあってないような文脈で補完して大成功ッ！

スポーツバーなるところの空気を感じてみるテスト（SPORTIVA）。PRIDE.30を観戦。お行儀良く観覧せねばならない映画館に対して煙草吸ったり自由に飲み物を飲みつつＤＶＤを観られる漫画喫茶があるように、会場よりも比較的お行儀悪くできる場所としてスポー…

泉さんは、こういう顔をしていたのか、と思った。それは、すっと電話の声に重なった。 「会ってるじゃないか」 そういわれて、一瞬、震えた。泉さんは続けた。 「面と向かったって、会ってない人たちはいくらもいるよ」 時と人の３部作、第２作。交通事故以…

属性分けの浅薄さ 過去を属性傾向に改変されるなかれ ボディタッチのもたらすもの それ以前のイメージに依存？ 現在ある「精神の均衡」を崩してまで出会いを求めるべきか 均衡を認識するしくみについて考えてみては 中学の同級生に会って驚く（それだけ）。

昼過ぎ院生室で目覚め、４行にまたがる英文を３０分以上も悩んで訳したりする。夕に帰り、呼ばれて飛び出て飲みにゆく。

後片付ける週末感

得意げな子供の未来をつぶさぬように、しかし子供はすでにいい大人で困る

「すいません小野寺さん。ぎりぎりになってしまって」 「あら、いいのよ。波田先生も少し遅れるようだから」 「遅れる？」 「寝坊したんですって。『日曜洋画劇場』を最期まで見たから朝起きれなかったって言ってたわ」 子どもかあの女は。 ぼくの胸にふつふ…

https://kissnet.kiis.or.jp/cluster/user/kissevent/weck.page 安息日である木曜を使って、物見遊山。寝不足の頭を非連続会話で走らせ、近鉄で大阪へ向かう。 着られるコンピュータと言うとわかりづらいが、要は（主に）ヘッドマウントディスプレイ（以下、…

「とりあえずオレが勝った――そういう形を整えてあげればいいの。こちらの被害は最小限にとどめる形で、ね。きっと彼、思い切り破壊衝動を満足させられて、せいせいしていることでしょうよ。せいせいした瞬間にカノちゃんに対する執着も消える――要するに、そ…

気持ち良い無権限譲歩

半年空きの切り返し

邦訳を褒められたことが、どうも直訳風日本語遣いと認定されたように思えて仕方ない。