2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

広島流刑10日目

技能2つ。総合コース(1・2)と、みきわめ。減速・合図・確認でたくさん注意を受けるが、何とか印を頂く。曰く「たぶん次で落ちるだろうけど、チャンスってことで」と。仮免取得のチャンス。ビールを飲みながら学科の復習などしつつ(更に裏タスクで洗濯…

西澤保彦『スコッチ・ゲーム』(6)

「単にひねくれてるだけですよ、菓さんて。やんちゃ坊主みたいに」 「ひねくれている。それこそ、大人の証というものだ。おまえもね、わたしの横で、じっくりとこの政治的手腕を見届けなさい。えーと」と、銀縁メガネから千帆に視線を戻す。「それで、何の話…

広島流刑9日目

技能2つ。総合コース(2)と、その無線教習。広島に流されて9日目、ようやく初めての雨。うまくゆけば明日夜、みきわめ。せめて部屋にネットがあれば。

広島流刑8日目

技能2つ。総合コース(1)と、その無線教習。ずいぶん時間がかかったが、ようやくコース内ならば落ち着いて運転出来るようになってきた気がする。神経が少し伸びてきた。 夕食後、馴染みびとと遠くのスーパーへ買い出し。楽しくないわけではないが、少しば…

北村薫『朝霧』(再4)

「髪が短くって、男の子みたいだったわね」 「成長したでしょう」 「髪がね」 広島の地で、ようやく発見。《円紫さんと私》シリーズ第5作。以前図書館で見つけたときにはとても急いで読んだのだが、今思えば、ずいぶんもったいないことをしたものだ(それで…

広島流刑7日目

別に欲しくないけど、教習お休み日。特にすることもないので、昼過ぎから散歩に出る。コンビニで周辺の地図を眺めてから、小高い丘を這う墓や、島が近すぎて海に見えない瀬戸内海など。帰ってから24時間テレビなどを見る。特に思うこともない。

広島流刑6日目

技能2つ。ATと挟路。AT車は、これまでギアチェンジに割かれていた脳時間が余裕となり、喋りながらでも動けたり、何だかフリーダム。MT車でも慣れてしまえば余裕はできるのだろうけれど。 漫画喫茶でウェブを眺めて、適当に買い物をして帰る。下宿に調…

広島流刑5日目

学科1つと技能2つ。早めに教習所へ行って、やたら古ぼけたパソコンで効果測定。49/50で合格。第一段階最後の学科を受ける。技能は右左折コースと後退。焦りはまだ消えないものの、何とか通る。明日から修了検定までは、技能のみ。次は、ゴーカート感…

広島流刑4日目

学科2つと技能2つ。技能2つ目(右左折コース)で再び補習を頂く。できていないので当たり前か(教官に「どう思う?」と訊かれて「喜んで補習を受けさせて頂きます」と答える)。運転時のマルチタスクが未だ実現されていない。これは時間をかけさえすれば…

広島流刑3日目

学科2つと技能2つ。技能は左回り・右左折。左回りの時間は車が多くて減速チェンジまでゆけず、ずれ込んだ右左折の時間で左折しかできずタイムアップして、補習のお言葉を頂く。結構気分が沈み、ひとりでカラオケ2時間(熱唱)。その後、飯屋で会った馴染…

西澤保彦『解体諸因』(6)

「特にとりたてて変だとも思えませんが」変な方向に話が進んでいるなと思いながらも祐輔は腕組みをして首を傾げる。「どうだろう。藤岡さんはどうですか。ああいう類いの雑誌を見たことは?」 「あります。ありますけど、やはり男性のためのものだなと思いま…

広島流刑2日目

学科2つと技能2つ。初運転でぐったり。足の動きを意識で制御できない。じゃなくて、意識自体を制御できてないのか。運動神経があまりよろしくないことを自覚しているので、技能はそうもすんなりとゆくことはなかろうと予測していたが、まあ、案の定という…

広島流刑1日目

寝不足の目をこすり、新幹線に乗る。幼い頃から新幹線の風を受けて育って来たのだが、実際それに乗った回数は、片手で数えられるほどである(0≦x<32)。変化は非線形。高速の視点移動がもたらすのか見なれぬ山間風景がもたらすのか、新幹線の中から見え…

北村薫『覆面作家の愛の歌』(6)

「南条はさ、舞台じゃ、河合さんのことを思うように動かしたわけだよね」 外では、南条弘高が呼び捨てになっている。気に入らないところがあるのだろうか。 「そうですね」 「歩かせることも、寝かせることも、恋をさせることも、死なせることも、何でも出来…

広島流刑前夜

相変わらず洗濯したり掃除したり。夕方あたりから広島流刑の準備をはじめる。2週間強の外泊て、どれだけのものを持って行けば良いのかよくわからないので、バッグの大きさに合わせる。ぐったり。ひまつぶし用にたくさん本を買いあさったが、重いので持って…

矢場町

太陽の下で、暗い話をする/気にはなれない。 「あたまわるい子を好きなひともいるんじゃない?」 何をおいても優位を求める 逆境を求めるのと、実は似ているのかなあ 我が子を見守る親の気持ち? しかし親は子があたまよくなるのを求めないか? 「我が子の…

日記にしかならない日

maplog.jp(http://maplog.jp/)で遊んでいたら、夕方になる。楽しすぎ。地図とブログの連結。技術的に手が届かない。洗濯物を干し、シャワーを浴びて、家を出る。最も近いブックオフは通い詰めて「かなり読みたい」レベルのものは買い尽くした感があるので…

断髪(美容師群がイケメン揃いで引く)

広島流刑が近付いて来たので少しくらいさっぱりしておこうと思い、ネットで美容院を検索。いつもと違う美容院へゆくと、美容師が全員仮面ライダーに変身しそうな勢いで顔の造形がよくて引く。髪をいじられながらぼんやりと「イケメンとは……」と考える。基礎…

マックで妄想してコスプレ喫茶へ行ってみる

マクドナルドにて、店員を眺めながら マクドナルドでいつもコーラしか飲めないのはなぜか 接客シーケンスが始まると完全に場の主導権を握られてしまう 考える時間を与えられないまま「お飲物は」と問われてしまう 結果、パニックに陥り「コ、コーラを…」と答…

能登島〜金沢21世紀美術館〜東尋坊に行ってみる

能登島 釣り人のよそよそしさ フレンドリィな船頭? 能登島紹介用タッチパネルパソコン(キーボードなし)の使われなさ パソコン使わない客層 Google Mapsで現在地を表示させて逃げる 金沢21世紀美術館 - http://www.kanazawa21.jp/ マシュー・バーニー展「…

北陸を攻めてみる

Google Mapsをぐりぐりと動かし眺めながら何となく北陸へゆくことになり、3名(運転者1名)で暗夜行路。高速道路の意外なスムーズさ。田圃にもならずただ遊ばされた草むらを抜け、能登島まで足を伸ばす。半島の中の島、というおいしい設定のわりに、見つけ…

清水義範『虚構市立不条理中学校(全)』(再4)

「いや、今蓬原さんがおっしゃった、それ、です。その、それは、何をさしているのか、という問題が国語の試験にはよくありますでしょう」 「ああ、そうですね。そう言えばよくあります」 「そう言えばの、そう、は、どうなのか、というタイプの問題です。そ…

100日目

わりと苦にならず外部記憶を育てて来られたのは意外。写真はたまにストックがなくなって焦るが、記録することに対するモチベーションづくりとしてうまく機能しているかも。広島へ半月行ってる間をどうしうようか考えるが、環境見てからでないと効果なし。[作…

日比野

「水着はいやとか言ってたじゃないですか」 巨視的な変化に目を奪われて微視的な変化を見逃す そういうサービス? 微分値ゼロでないことが楽しいのかな のわりには安定したいとも思っていそうだし 成長期 「もう結構いい年ですけどね」

平針

散り集まる 偶然に笑う 偶然に笑われる ひきつける技術 ひきつけられる技術 焼酎左から全部で、いつの間にか寝る。

高田崇史『QED〜ventus〜 熊野の残照』(5)

あのね、と桑原さんは三人を見た。 「きみたちは、自分で調べようという気が全くないのか?」 「ありますあります」沙織さんが、タッと手を挙げる。「自力でタタルさんに訊く」 隠された歴史を解き明かすQEDシリーズも、はや第10作。今回は、奈々や崇と同…

西澤保彦『完全無欠の名探偵』(5)

超常的な“力”に導かれているという前提に立てば黙っていても真相は向こうからやって来てくれる筈だ。態度としてはいい加減かもしれないが理屈としてはそうなる。つまり論理的に推論を進めたりすることなぞ不要ということだ。自分で何かしようなどと思わずに…

往復できない

二日酔いを振り切って、自動車学校のお金を払うためだけに、豊田へ向かう。大いなる無駄こそ、贅沢なのかな。ようやく重い腰を上げて普通自動車免許取得に乗り出したものの、わざわざ広島まで出向いて合宿する滑稽さ。ばかみたいな贅沢について考える。

金山・栄・名駅・大須

名古屋の栄えているところを転々と。昼間から飲酒。 かみ合わなさがイベントを生む いやがられるたのしみ(集団)、たのしまれるたのしみ(個人) ハブ的役割 近況の共有できてなさ 重み付けされているネットワークなのだなあ(しみじみ) 多人数化が、過去…

他愛の不在性

始発で帰り、昼過ぎまで寝る。ふだん見ない類いの夢を繰り返し見て、ぐったりする。名前空間を間違えた感じ。連想するにはミッシングリンクが多過ぎる気がするので、飛躍と断ずるしかない。