インタラクション2006(1日目)へ行ってみる

nksn2006-03-02

デニーズで目覚め、視力の回復を待たずして、会場の学術総合センターへ歩く。曇り空の拡散光、ビル間を吹き抜ける寒風、インタラクション2006。しょぱなの招待講演が英語で、単語単語を拾って戸田奈津子風に邦訳しているうちに、寝てしまう。言語の壁ー。
http://www.interaction2006.jp/

  • 「2次元バーコードを用いた折紙の構造認識とモデル化」
    • 折紙両面にQRコードを敷きつめ、折り方を認識さす
      • 使っている技術はそれぞれ(見る限り)難しいものではないのだが、発想がそれらを繋げ、すげえものに
  • 「両手マウスを利用した2次元形状の操作」
    • 両手にマウスを持ち、画面上のぬいぐるみをぐねぐねといじる
      • 両手マウスに慣れていなくて変な感覚
      • 何に使えるのかよくわからないがおもしろい
      • 論文にも載っているが、多点認識可能なタッチパネルで使うと面白そう
  • 「Freqtric Drums/Strings:人と触れ合う電子楽器デバイスの実装」
    • 指輪状の電極を装着し、他人と触れ合うことでドラムが鳴る
      • 招待講演をしていた外人さんが楽しげに周囲のひとたちをドラムセットにしているのをみて、ところにより受けるだろうな、と思う

わくわくどきどきの尖った最先端入出力?技術展。「あれ? 卒論?」なものから「ちょw早く製品化して」なものまで。院生をやっていてもこういう場に縁がなかったので、独特の生暖かい空気には慣れ難かったが、困ったときは喫煙室でたばこを吸って落ち着ける。何らかのデバイスを用いたものが多かったので、ソフトのみなものはやや地味感。思いつき次第で手の届くものもある(と感じた)ので、何かこういう場に出せるものを思い付きたいと思った。わかりやすく刺激を受けた。
夕食後、宿。早々にお休みになった先輩らに申し訳ないとは思いつつ、翌日手渡しするエントリィシート書き。文面は(夜行バス内で)できていたので、恐怖の清書。致命的なミスもなく日が回る少し前に完成し、達成感に浸って喫煙しているところでエントリィシートを出す会社から確認メールが届き、肝を冷やす。少しラフなもう一枚の提出書類は、少し飲みながら。3時前に寝る。