2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

そこにいること、に対する二通りの解釈

加納朋子『ななつのこ』(3)

「さあ、そろそろ僕らも退散しないと」 快活に瀬尾さんが言った。 「そうですね。私たちにできることはもうないもの。結局、世の中なんて、うまくいくか、いかないかのどっちかよ。まあ統計学的にみて、五十パーセントはうまくいくわけですよね。四捨五入し…

受付/監視

理不尽だと訴えられる理不尽

手下

不覚にもカタルシス

一度も使うことなく、.NETアンインストール

SDLの開発環境作りで困惑する。CでもC++でもDでも良かったのだが(Dは勉強が必要となるけれど)、他人様の作ったゲームの読みやすいソースがあるCに。解説記事に合わせて、.NETからVC6.0に戻す。とりあえずウィンドウを出せたし、明日も早いので、適当に切り…

プラトニック・ソリッヅ

留守番

チャーミング・レイディ、大口を開けて笑う

不動

明日発表の文書(内容さっぱりわからねえ)を読み解こうと努力したり、就職活動用に作らねばならないゲームについて考えたり。作るゲームについてはもやもやを含みつつ方針は決まりつつあるが、元々使おうとしていた環境であるところのProce55ingやJavaでは…

北村薫『リセット』(3)

「あれはよかったね」 ぽつんと一言なので、わたしが付け足しました。 「目から鱗?」 優子さんは、真新しいセーラー服の似合う、きつめの顔をこちらに向けました。 「鱗−−鱗が落ちるというより、《鱗があるかも知れない》と教えてくれたん。そこが尊いんや…

留守番

体感ページ数は相対的

受付/監視

1返すにしても10返すにしても、繰り返すことは迷惑

歯削と断髪

安息日。うだうだと夕方まで何もせず、日が落ちる9秒前、歯削に向かう。痛覚に訴えかけるかつてない衝撃を味わい、作られた穴の大きさに舌を痺れさせられ、詰められたものの心地わるさに歯噛みする。痛覚が増大すると聴覚が減退する、という体験。これでも…

西澤保彦『人格転移の殺人』(1)

「だから、どうしてたったそれだけのことで? デートの相手が他の女性に話しかけた、なんて些細なことで、どうしていちいち、殺意なんか燃やさなきゃいけないの?」 「表層的にはそれだけのことでも、深いところでいろいろと複雑な要因があったんだろうな。…

3000

体調悪く、[講]は休み、[働]は先輩にお願いする。体調が回復してきた夕方、積読塔が低くなってきて切なさをおぼえていたので、すこし遠くのブックオフへ出向く。本棚に並ぶ背を2時間ほどなめ回し、9冊購入。約3000円(安ッ!)。最近の読書ペースだと…

受付/監視

得意げなひとびと

手下

目盛、浮動ス

数字塊萌え

留守番

三つ返事

名駅

移動する点P 駅の改札前で待つひとびとの、意外なまでの微笑ましくなさ 居酒屋店員の、居酒屋店員色 居酒屋店員色なひとが集まるのか、集まったひとが居酒屋店員色に染まるのか 名駅(国際センター?)花わさびのプレオープンご招待なひとにくっついてゆき…

豊田

会話パターン成立で得るもの 小さな努力

豊田

乗せられ慣れ 一筋縄にしかゆかない シャドウのシャドウ

宮部みゆき『我らが隣人の犯罪』(0)

短編5本。宮部本再挑戦。ああ、楽しめているのに耳折れない歯痒さたるや。それぞれちゃんとグッとくるところがあるのに、会話萌えびととしては、ガッツポーズしきれない。もう少しユーモアを振りまいてくれれば、きっとたまらなく好きになれる気がした。宮…

高里椎奈『銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談』(3)

「一時休戦だ。出かけよう」 「−−−−桜庭さんのところですか」 「うん、手土産を忘れるな。あいつは何故か僕の顔を見ると、十回に十回機嫌を損ねるんだ」 メフィスト賞漁り。奔放で行動は読めないが知能が高くてキングなひと、クールで敬語で長身で理系メガネ…

受付

裁量番長

感情トレーニング《哀》

帰宅後、兄のパソコン絡み相談に乗る。夕食を食べながら動画消費。大きな、しかし静かな疲れを感じたので、ここぞとばかりに感情トレーニング《哀》。『泣ける2ちゃんねる』をがっつりと読む。なかなか泣けない人間なりに実験を繰り返すことで、泣きそうに…

受付/監視

リアクションの共有に見る、同属性幻想

手下

卵と鶏のどちらを先に教えるか問題